働き方改革が中小企業経営に及ぼすインパクト

(前回の続き)

 

今般の改革には中小企業の生死を分けるだけのインパクトがあります。

 

なぜなら、改革の動きを漫然と傍観していたら、先に改革に成功したライバル企業に人材獲得競争で完敗することが目に見えているからです。

新卒はもちろん、中途やパートの採用も難しくなっていきます。

 

思い通りに人が採れなければ、既存の従業員への負担が増し、会社に対する満足度が低下します。

中小の場合、常に現在の勤務先よりも好条件の職を探している人が沢山いますので、会社が望まない退職者が一人でも出ると、ドミノ倒しのように連鎖退職が起こることもあります。

 

 

こうした構造の職場では当然に人も育ちませんし、粗利益も悪化しがちです。

会社の存続が危ぶまれる事態も懸念されます。

 

冒頭にデータで示した通り、今後ますます働き手のメイン世代は減っていきます。

 

「人がいないならどこからか連れてくればいい」

「うちだから雇ってやっている」

 

そんな言葉が通用しない時代がすでに始まっているのです。

 

(つづく)